「氷中貯蔵 熊の涙」は
12月に樽入れをして3ヶ月間低温熟成します。
冬の間、じっくり春を待つ
それは動物の冬眠とよく似ています。
冬眠する野生動物といえば
そう「熊」です。
熊の涙の名前の由来は
まるで熊のように、冬の間氷の中で眠ることからつけられました。
結論から言うと熊は涙を流して泣いたりしないらしいです。
ただ、まれに涙が出る時もあります。
涙には3つの種類あります。
①基礎分泌の涙…ドライアイ防止や角膜保護のために常に分泌される涙
②反射の涙…目にゴミが入った時などに防御のために出る涙
③情動の涙…悲しみや感動で流す涙
ちなみに③の情動の涙を流す動物は人間だけです。つまり、熊は涙は出ますが、涙を出して泣くことはありません。熊の涙を見れることは非常に稀です。
「氷中貯蔵 熊の涙」の「涙」の由来は
①希少価値の高いお酒という意味を、
滅多に見ることができない「熊の涙」で表現しています。
②真冬の3ヶ月低温熟成したのち、春の雪解けとともに樽開けをする
この「氷中貯蔵 熊の涙」の低温熟成の方法が野生の熊の冬眠によく似ています。
冬眠から目覚めた熊があくびをした時の涙を表現しています。