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飛騨高山の春祭り、万石地区の例祭の様子と日本酒のお話!

53日、高山市朝日町万石地区で行われた例祭の様子をお届けします!

写真の木彫り像は、八幡神社境内に鎮座する右大臣と左大臣像です。飛騨朝日では429日から54日まで各地区で例祭が行われ、中でも53日の万石の例祭では、当店にご注文をいただいた日本酒が献酒として振る舞われました。

 

●飛騨の祭りには地酒が欠かせない!

飛騨朝日町では、祭りの際には「平瀬酒造久寿玉上撰」が献酒としてよく用いられます。お隣の高根町では「船坂酒造深山菊」が使われます。

地域の祭りとお酒は深く結びついており、どちらが先なのかは定かではありません。しかし、地酒が地域に根付くのは、祭りや祝い事との関わりが大きいと考えられます。

 

●今年は氏子総代として祭りに携わりました!

今年は氏子総代として祭りの進行役を務め、多くのことを学びました。祭りに参加することと、進行役としての役割は全く異なり、その違いに驚かされました。

また、今年はコロナ後の祭りの形に戻す動きが強く、万石区でもその機会を捉え、持続可能な祭りの在り方を模索しました。

春の例祭の代表的な踊り「闘鶏楽」は必ずやるということだけは氏子の総意のもと決定してスタートをしましたが、役割分担やスケジュール、神主との調整、準備など、祭りの開催に関わるすべての面で皆様のご意見を取り入れながら進め、地域の皆様のご協力のもと、無事に終了することができました。

 

●祭りの未来へ、そして地域の魅力発信へ

高齢化や少子化により、祭りの継続が困難な部分もありますが、私は観光協会にも携わっており、祭りの価値を客観的に捉えることができます。

都会にはない、田舎には大切なものや魅力があります。外国人観光客も含め、田舎の魅力を象徴するのが「祭り」だと考えています。

自然の恵みや日本人の心、文化の伝承、地域のコミュニティや繋がりなど、田舎の魅力が詰まっています。

 

 

これからも、飛騨の文化や魅力を皆様にお届けしていきます!