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「飛騨ニラの温玉おひたし」×「白真弓 吟醸山田錦」

今日のつまみ「飛騨ニラと温玉のおひたし」

今日のおつまみは「飛騨ニラと温玉の

おひたし」です。

地元のスーパー「さとう」で飛騨高山産の

ニラを見つけたので、妻にリクエストして

作ってもらいました。

飛騨高山のニラ

飛騨高山のニラについても調べてみた

ところ、()なかしま農園さんが経営の

安定化を目指して新たにニラ栽培を

始めたことがわかりました。

 

飛騨地方では栽培する農家が少なく、

栽培技術を学ぶために自ら資料を集め、

研究を重ねたそうです。

 

高知県での現地視察やJAひだの担当者

との相談を経て、トマト栽培のノウハウを

生かし、2019年から試験栽培、2021

から本格的に出荷を始めたそうです。

 

ニラは同じ株で何度も収穫でき、4月から

11月中旬までの長い期間出荷できる

ため、経済的にも魅力があるといいます。

 

農家さんと話をする機会が多いのですが、

皆さん経営者としての視点を持っており、

小売業と通じるところがあります。

 

小売業の売上は「客数×客単価」で

計算されますが、農家の売上は

「収穫数×単価」であり、収穫数は

面積当たりの収穫数と回転数で計算

できます。収穫数が多い飛騨トマトは

飛騨高山の農家に人気です。

「白真弓 吟醸山田錦」

さて、今日は「白真弓 吟醸山田錦」を

ご紹介します。このお酒は「ニラの温玉

おひたし」によく合います。

 

酒造好適米の中でも一番知られている

「山田錦」は約94年前に兵庫県で誕生し、

品評会に出されるお酒の8割に使われる

といわれます。

 

山田錦は大粒で高精白しても砕けにくく、

柔らかな香りとふくよかな旨味、キレのあ

る酒に仕上がるのが特徴です。

 

「白真弓 吟醸 山田錦」はその魅力を

凝縮して造られており、低温でじっくり

発酵させることで柔らかな吟醸香ときめ

細やかな味わいを引き出します。

 

可憐な花のような香りと凛とした味わい、

穏やかにキレていく後味、ほんのりと残る

余韻が特徴です。

 

軽く冷やして飲むと、その旨味がさらに

際立ちます。ワイングラスでおしゃれに

楽しんでみたい、そんな洗練された

一杯です。

 

スペック:

 

特定名称:吟醸

精米歩合:55%

日本酒度:+4

酸度:1.2

度数:15%

原料米:山田錦

飲み方:冷や〇、常温◎

味のバランス: 甘口------辛口

口当たり: 淡麗------濃醇