レア山菜 山のアスパラ「雪笹」のおひたし
今日も地元のお客様から珍しい天然の
山菜をいただきました。今日は「雪笹」。
家族みんな初めて口にする非常に珍しい
山菜です。
いただいた方から教えていただいた調理
法で、雪笹のおひたしを作ってみました。
細いホワイトアスパラを食べているような
感じで、とても美味しかったです。
雪笹は「山のアスパラ」とも呼ばれる
そうで、マヨネーズをつけて食べると
最高でした。
さて、この雪笹についてもっと知り
たくて、早速調べてみました。
「雪笹」の名前の由来は、花が白く
て「雪」にたとえられ、葉の形が笹に
似ていることからきているそうです。
南の方では1500mくらいの亜高山帯に
分布しており、簡単に採取できるのは
東北・北海道地方だけです。本州では
登山家などの特別な人だけが
「高山の山菜」として食べることが
できる希少な山菜です。
雪笹は新芽と若葉を食用とします。
特に新芽が美味しく、新芽のゆでたて
の香りがアズキをゆでた時の匂いと
同じため、「アズキナ」という名前が
ついたとされています。
若葉もかなり生長したものでも食べら
れますが、新芽はユリ科のオオアマド
コロ、チゴユリ、ホウチャクソウなど
の新芽と似ているため、見分けるのが
難しいです。
特にホウチャクソウは有毒なので
注意が必要です。食べ方としては、
ゆでた後に水にさらしておひたしに
するのが一番美味しいようです。